FIFINE AmpliGame SC3は、高品質ながらも手頃な価格で提供される理想的なマイク機能を持っています。初心者の配信者に適した、このマイクの魅力と機能性を書きます。
SC3は、簡単なセットアップと直感的な操作で、プロフェッショナルレベルのオーディオ品質を実現。安定したXLR接続、48Vファンタム電源対応、そしてカスタマイズ可能なオーディオ設定が、配信や録音のクオリティを次のレベルへと引き上げてくれるでしょう。
総合評価
低価格ながら操作性が高いミキシング! FIFINE AmpliGame SC3
デザイン | ◎ | LED対応でとにかく映える! |
操作感 | ◯ | 4つのフェーダーで直感的に操作が可能! |
機能性 | ◯ | ダイナミックマイク・コンデンサーマイク両方に 対応可能なSW設定が便利! |
互換性 | ◎ | 様々なゲームとの互換性 |
外部接続 | × | LINE OUTの感度が高すぎるのかノイズが入る。 |
このヘッドセットと一緒に使うとミキシングが使いやすい!
ヘッドセットの性能についてはコチラから
安定なXLR接続と48Vファンタム電源対応
このXLRマイクは、高品質なオーディオトランスミッションを実現するために、安定したXLR接続を採用しています。この種の接続は、専門的なオーディオ環境で広く利用されており、信号の損失や干渉を最小限に抑えることができます。これにより、録音時の音質を保証し、プロフェッショナルレベルのフォーマンスにしてくれます。
さらに、このミキサーは48Vファンタム電源に対応しています。
48Vファンタム電源とは
コンデンサーマイクのような高感度マイクに必要な機能。コンデンサーマイクの使用時に48Vファンタムでないと出力できない時があります。
FIFINE AmpliGame SC3: 初心者でも簡単、独立チャンネル制御の魅力
FIFINE AmpliGame SC3は、初心者でも使いやすい独立チャンネル制御機能を採用しています。
このマイクには、4つの直感的なフェーダーが装備されていて、
・マイクゲイン
・ライン入力音量
・モニタリング音量
・ライン出力音量
画像左からマイクゲイン、ライン入力音量、モニタリング音量、ライン出力音量をそれぞれ独立して調整できます。
背面には上記4つのチャンネルを接続するインターフェースの接続部分があります。
LINE OUT(ライン出力)とLINE IN(ライン入力)って何のこと?
LINE OUTは他デバイス(携帯)の音を録音するとき用、
LINE INは外部のスピーカーに音を出してもらう用と思っておけばいいよ!
なんとなくだけど、設定が難しそうだな。
ゲームの配信だけなら、上の画像の黄色部分だけ調節すればいいよ!
マイクを使用しゲーム実況をするのであれば、黄色の四角部分の設定だけで問題ありません。
FIFINE AmpliGame SC3を使用して実況していると、ちょっとした効果音をつけたいなー。とか思い始めたりするのではないでしょうか?
配信するときにゲーム音声と自分の声だけではちょっと寂しいな。。
FIFINE AmpliGame SC3は15秒程度の録音機能が搭載されているため、効果音をワンタップで使用することが可能です。
効果音などの設定となると、赤色の四角部分のフェーダーの設定が必要となってきます。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイク両方に対応可能な:SW切替
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの間で切り替えることができるスイッチが備わっており、さまざまな録音環境やスタイルに対応が可能。
録音の質が担保されるので、多様なオーディオ体験を楽しむことが可能です。
ある特定のミキシングにはSW切替のスイッチが搭載されておらず、別売りのケーブルを買わなければならない場合があります。
IFINE AmpliGame SC3: 簡単操作のミュート機能とモニタリング、多彩な音色のカスタマイズ
4つのフェーダーごとのミュートボタンを搭載。
マイクの音声、さらには入出力の音声を別々に制御することができます。制御自体が慣れていれば、ライブ配信や録音時にある突然のノイズや、不要な音声が入るのを防げます。
ミュートを使用している場合
白点灯するので、ミュート状態かが一目で分かります。
配信にユニークさを与える!ボイスチェンジ機能
さらに、FIFINE AmpliGame SC3はボイスチェンジャー機能がプリセットとして搭載されていて、ボタンを押すだけで使用することができます。
12種類の基調(A,Bb,B,C…etc)
6種類の異なる音声設定(男性、女性、ロボット、モンスター、赤ちゃん、年寄り)
配信中にボイスチェンジャーを使って、
ユニークさを出すこともできるよ!
ボタンを押すだけで簡単に切り替えられるので、操作性は簡便です!
FIFINE AmpliGame SC3: 創造性を解き放つカスタム可能な音声効果機能
自分のニーズやスタイルに合わせて音声効果を録音できる、4つの効果音ボタンがあります。
録音時間は15秒と15秒以内の音声録音が可能です。ライブ配信やポッドキャスト、さらには音楽制作など、様々なシュチュエーションで使用できることでしょう。
録音した音声はボタンを押すだけで
リアルタイムで配信が可能だよ!
録音した音声については、ボタンひとつでリアルタイムでの操作が可能です。ボタン一つで瞬時に効果音をつけることが出来るので、配信者には嬉しい機能です!
FIFINE AmpliGame SC3 レビュー
FIFINE AmpliGame H9に似た外観の箱となります。
梱包製品一覧
FIFINE AmpliGame SC3製品 | 1個 |
Type-C,USBに変更可能なケーブル | 1本 |
取扱説明書 | 1枚 |
梱包製品の一覧は3つです。製品をUSBもしくはTypeーCに繋ぐと上記画像のようなLEDランプが点灯します。色の選択は自由で、好みによって8種類以上の色を選択できます。
背面のインターフェース
背面には複数のインターフェースが搭載されています。
ライン入力(LINE IN)の端子に携帯電話などを接続すれば、カスタムボタンへの効果音の録音ができます。
FIFINE AmpliGame SC3の使用感
配信音やマイク性能 | ◯ | 低価格帯としては優秀。配信の音もクリアで低価格帯としては満足。 機器の相性の問題で、LINE IN,OUTに接続するとノイズが発生する |
ヘッドホンとヘッドセット、マイクを使用いた配信については問題ないかなと思います。
ただ、私の使用しているマイクでは、音楽の再生、録音するためのLINE INやLINE OUTに接続をしたまま、配信を行うとノイズが走るため、かなり不快に思いました。
配信自体にノイズが乗ることになるので、自分で配信しているゲームや自分の音声にもノイズが乗るとなると少しうーん。という感じです。
コチラについては、恐らくマイク機器の相性の問題だと思います。製品レビューを見てみると機器問題について書かれているレビューがありました。
コチラについて、FIFINE宛にマイクとの接続について問い合わせをしてみると良いと思います。
LINE INとLINE OUTに接続しなければ、ノイズは発生しません。
FIFINE AmpliGame SC3:ボイスチェンジャーの能力
ボイスチェンジ | ◯ | 6種類のボイスチェンジがプリセットとして完備。 12種類のキーチェンもあるので、それなりに楽しめる。 |
私の場合は、ボイスチェンジャー自体は使わないのですが、配信の系統によってはボイスチェンジを使用することによって、ユニークさや印象を変えることもできるので、用途によってはアリなのかなと思いました。
6種類のボイスチェンジについて
6種類のボイスチェンジについての音質はかなり良いかと思います。
男性、女性ボイスを抜いた特徴的なボイスチェンジの音声を録音してみました。
ロボット
モンスター
赤ちゃん
年長者
正直に「ん?」と思うような音声が複数あります。笑
ロボットであったり、赤ちゃんの声であったりと少しよくわかりません。笑
面白みはあるから、友達とかに使ってみても良いかも!
12種類のキーチェンジャーについて
12種類のキーチェンジャー(A,Bb,B,C…etc)はあまり聴いてても変わり無いのかな?と思う程度です。(そこまで使用することはないかも。)
A
D
Eb
音質が大きく変わることはありません。聞き手によって、音質がクリアになったりするとは思いますが、個人の好みの問題になってくるかと思うのであまりコチラについては使用しない可能性があるなというのが個人的な印象です。
FIFINE AmpliGame SC3:カスタムボタンへの録音方法
録音の方法 | ◯ | 録音方法はボタン長押しで簡便ではあるのだが、少し操作が難しい。 録音後の編集機能がないため、その機能があればもっと良い。 |
録音方法については、このような手順になります。
- CUSTOMボタンのA , B , C , D のどこに録音するかを考えておく
- 録音するボタンが決まったら、録音するボタンを3秒長押し
- 3秒長押しすると、ボタンが白点滅する
- 押している間は白点滅をしているため、その間に録音を行おう
- 録音が終わったら、ボタンから手を離して録音完了
白点滅してから15秒間は録音が可能
ボタンから手を離すと録音が終了してしまうため注意しよう!
音声はないですが、下の動画を確認してみてください。
実際にカスタムボタンに登録した音声を流してみます。
今回はYESの反応である効果音の音を使用してみました。
音自体は綺麗に録音されます。
ただ、マイクとの相性の問題かノイズがかなり気になります。
録音する際は、効果音だけをピンポイントで拾うという感じになるのですが、、、中々録音の仕方が難しいです。
購入した人の評価・レビュー
低評価コメント
低評価のコメントを調査した結果、コストパフォーマンス的に問題はないが、設定の物足りなさに不満が出てくるのではないかというコメントが数多く散見されました。
専用のソフトウェアがなく、機器で全ての設定が必要になる。そのため、細かな設定や高度な機能設定には限りがあることが多く取り上げられていました。
- ソフトウェアの不在:専用ソフトウェアがなく、カスタムボタン設定に限りがある。
- 他オーディオインターフェースとの比較:高度な機能や設定の範囲が限られている。
- 付属ケーブルの色:機器のカラースキームと合わない可能性
高評価コメント
高評価のコメントを見てみると、安価でありながら初心者にも優しい操作性の簡便さや音質の良さ、カスタマーサポートが丁寧など、機器自体の良さ意外にも幅広く言われていました。
特に多く散見されたのが、コストパフォーマンスと初心者にも理解しやすい簡便な操作性についてです。直感的に音量の操作などができるため、オーディオインターフェース初心者には良いのではないかというコメントが多数ありました。
その他には、多機能性について書かれており、ボイスチェンジャーがプリセットとして用意されていることなどが書かれていました。
- コストパフォーマンス: 圧倒的コスパ!
- 初心者向けの使いやすさ:セットアップが簡単!操作も直感的で専門的な知識はいらない!
- 包括的な付属品:USBーCケーブルとAUXケーブル付属されていて、追加購入の必要がない。
- 音質:高品質なオーディオ出力。様々な用途に適している。
- 多機能:ボイスチェンジャー機能の豊富さ。カスタムボタンへの録音が簡単。
- カスタマーサポート:顧客サポートがかなり丁寧。問題解決にも積極的であった。
まとめ
FIFINE AmpliGame SC3は、初心者や予算を意識するユーザーには最適なオーディオミキサーになるかと思います。手頃な価格、直感的な操作性、簡単なセットアップは、配信を初めてする方々にとって大きな魅力となるでしょう。また、優れた音質、多彩な機能性(ボイスチェンジャーなど)、カスタム可能なボタンなどは、配信や音楽制作を楽しさを倍増してくれます。
一方で、他オーディオインターフェースと比較すると、機能が限られている場合があり、高度なオーディオ操作を望むユーザーには物足りない可能性があります。
総合的に見ると、FIFINE AmpliGame SC3は、初めてのマイクやミキサーとして、または予算内で高品質なオーディオ設備を探している方にとっては最適な製品でしょう。初期投資を抑えつつ、オーディオ録音や配信の基本を学ぶのに役立つツールです。活動が軌道に乗ってきたら、より高機能な機器へのステップアップも検討するのも良いかもしれません。
コメント