ヘッドホン好きにとって困るのが長時間の使用で感じる不快感や疲れ。これが解消出来る方法があるとしたら、音楽をもっと楽しめるのではないでしょうか?
この記事では、ヘッドホンをより快適に、そして効果的に使用するための秘訣を紹介します。ヘッドホンの種類や形状に応じた正しい装着方法から、長時間使用しても耳や頭が疲れないテクニックを紹介していきます。ヘッドホンと共に過ごす時間を、もっと心地良く、もっと楽しくするために。
ヘッドホンの種類と形状について
まずは、ヘッドホンの種類と形状について理解しましょう。大きく分けて、オーバーイヤー、オンイヤー、インイヤーの3種類があります。
- オーバーイヤー
- オンイヤー
- インイヤー
値段は高いが外音の遮断と音漏れを防ぐならオーバーイヤー型!
オーバーイヤーは耳を完全に覆うタイプで、音漏れが少ないのが特徴です。密閉型のイヤホンとなるので、外部の音も遮断してくれます。全体での遮断性が高くなりますが、コスト的に一番高価な物となります。
コスト重視で少しの音漏れを気にしないならオンイヤー型!
オンイヤーは耳の上に乗せるタイプで、耳にフィットさせる形状となっています。オーバーイヤーに比べ、コンパクトかつ軽量で、値段も安価なのですが完全密閉型ではないので音漏れをしたりします。
利便性重視の方はインイヤー型!
インイヤーはカナル型(耳栓型)タイプのイヤホンで、耳の中に入れるタイプとなります。遮断性が高く、通勤や通学などに使用するタイプで持ち運びに便利となります。
それぞれのヘッドホンは、使用シーンや好みによって変化してくるので、その点を含めてまずは種類について知っていると変わってくると思います。
個々のヘッドホンに対する正しい装着方法
次に、各ヘッドホンの種類に応じた正しい装着方法を見ていきます。
オーバーイヤーモデルでは、耳を完全に覆うようにして、ヘッドバンドが頭の中央にくるように調整します。
オンイヤーモデルでは、耳の上にしっかりとフィットするように位置を調節します。
インイヤーモデルの場合、耳にしっかりとフィットさせるためには、正しいサイズのイヤーチップを選ぶことが重要です。
長時間使用しても耳や頭が疲れない装着テクニック
長時間使用しても耳や頭が疲れないテクニックについて紹介します。
重要なことは下記の2点です。
- 適切なフィット感を確保する
- 適切な音量で音楽を視聴する
それぞれ説明していきます。
ヘッドバンドのスライダーで調節!ヘッドホンのフィット感
ヘッドホンは長時間の使用にも対応できるよう、圧力が均等に分散されるように設計されています。側圧の強さなど製品によって変更が難しい点もあるので一概には言えませんが、フィット感を確保することは耳や頭を疲れないようにする予防となります。
そんなこと言ってもフィット感なんてわからないよ。
フィット感なんてわからないじゃないかと思う方は、実際にお店に装着しに行くのが良いと思います。探してみると、イヤホンやヘッドホンの視聴が可能な店舗がありますので、そちらで実際に視聴を試みてみると良いと思います。
実際にフィット感を変化させるにはオレンジ部分のヘッドバンドの調節が不可欠となります。
スライダーと呼ばれるヘッドバンドの高さを頭の大きさによって変化させることができる箇所で、ヘッドバンドやイヤーパッドの側圧を抑えたり、強くすることができます。強くすることによって音漏れを防ぐことができますので、漏れたくない場合には側圧を強くしておくと良いでしょう。
音量をコントロールして、耳への負担を軽減
耳への負担を軽減するためには、過度な音量の音楽を聴かないようにしましょう。
疲れにくく、耳が痛くならないヘッドホン3選
SONY ワイヤレスヘッドホン「WH-XB910N」
SONY製品自体が、装着感他とても良く疲れにくい製品設計となっています。ノイズキャンセリング機能もついているので雑音や騒音にも配慮された設計となっています。
音質については、低音領域を強調したヘッドホンで、内蔵されたアンプで低音域をブーストしてくれます。高音域も優れているので、臨場感と迫力ある音質を提供してくれます。
重量も軽く設計されているため、長時間の使用でも耳が痛くなることはあまりありません。
ag WHP01K 「AG-WHP01K」
女性向けに、色味が可愛らしいクリーム色のヘッドホンがあります。
国内ブランドのfinalが、新ブランドとして立ち上げたのがagです。
音質は言うまでもなく、この値段帯では高音質な音を奏でてくれます。音域はフラットな感じで全体的にバランスが取れた製品です。
使用感や装着感も良く、長時間使用していても耳が疲れない製品となります。
Edifier 「W820NB Plus」
Edifier W820NB Plusは2023年VGPアワードで金賞を受賞した製品です。
製品の色味が、薄緑や水色など色味の選択ができるのもこの製品の良さです。
イヤーパッドが低反発クッションを採用していて、耳に圧力がかからないように設計されています。また、嬉しいのが、通気性と保温性にも考慮された設計となっているため1年中使えるヘッドホンとなっています。
音質も良く、値段の割にコストパフォーマンスに優れた製品だと思います。
ヘッドホン以外に耳が疲れない製品紹介
audio-technica SOUND ASSIST
こちらはワイヤレスネックスピーカーです。
使用用途が室内で音楽を聴きたいとか、家事をしながらテレビの音声が聴きたいという方向けの製品となります。
音質はとてもヘッドホンに敵うレベルではないです。ただ、離れた場所でもながら聞きをしたいとかであれば大きく問題はないですし、音量が調節できるので周囲の人への音漏れも気にしなくて大丈夫な設計となっています。
テレビを見るのは好きだけど、難聴やご高齢で耳が遠くなってしまった方にも嬉しい製品だと思います。
耳が痛いのが嫌だとか、女性で髪の毛のボリュームがなくなるのが嫌だなど。ヘッドホンが苦手という方はこちらの製品を使用しても良いと思います。
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